清酒と料理のピタピタ講座

酒やの嫁

2008年09月19日 22:58





おとといは、清水屋さんでのIHのお料理教室のあと、
清水屋のとなりの産業会館で、初孫さん主催の
『清酒と料理のピタピタ講座』へ。



講師は、サッポロビールでワインの営業企画総括部長をなさっていた
藤原正雄先生。

先生のあみだした、料理と日本酒の相性について勉強してきました。
(ただ、飲んで食べてきただけじゃないのよ)

お料理は、おおまかに、さっぱり系とこってり系、その中間系の三つに分けられ、
お酒も、同じように分けられるそうです。
料理がさっぱり系なら、お酒もさっぱり系。
こってりならこってりのお酒があうのだそうです。
簡単にいうと、そんなかんじの内容でした。



たとえば、かっぱ巻き




かっぱ巻きって、普通、お醤油で食べますが、
かっぱ巻きはさっぱり系。
お醤油はこってり系。
かっぱ巻きをお醤油でたべると、胡瓜の爽やかさがなくなり、醤油で食べてるようになっちゃうんだそうです。
レモン醤油でたべると。
胡瓜の爽やかさがいかされ、ぐっと美味しく。
やってみたら、ほんとに美味しかった。
新発見です。

で、それにあう日本酒(初孫限定)
純米吟醸いなほ
温度は11℃前後。





たこと胡瓜の二杯酢
これには、吟醸生(7℃前後)

でも、これに、砂糖を加え甘酢にすると、
普通酒の酒王(17℃前後ぬる燗)にあってきます。



次はキンピラ




中間系のキンピラには、本醸造(37℃前後)



そして、今の季節は、芋煮



味噌仕立ての、庄内風芋煮には
生もと純米酒(42℃)

日本の家庭料理は、味噌、醤油味の、中間系が一番多いとのことでした。


ローストビーフ




ローストビーフには、
山田錦熟成純米(45℃)

こってり系の料理には、熟成させた古酒系のお酒があうそうです。

なるほどなるほど。
いままで、吟醸酒とか、生酒とか、さっぱり系のお酒が好きだとおもってましたが、
料理をかえると、こってり系もおいしくかんじます。
ていうか、熱燗って苦手だと思ってたけど、熱燗もイケルかも?

同じ肉類でも
鳥はさっぱり、豚は中間、牛はこってり。
調味料も塩、レモンはさっぱり、味噌、醤油はこってり。
先生の分類表は非常に細かく書いてあって、すごく参考になりました。



是非、みなさんも自宅で、飲み屋さんでためしてみてください。
お酒って、奥が深い。






今日の棚





傘福コーナー




手作り色紙コーナー

でも、なんで自分でつくってるんだ?
買えばいいんじゃない?

なんか、気に入った色とかサイズとかなくて…。

で、自分的にどうよ?

うううん。いいんじゃない?
手作り感があって。
なんかがんばったかんじがするし。


関連記事